概要

阿蘇カルデラ北東部の東岳川流域に築造された5~6世紀頃の古墳群。前方後円墳2基、円墳8基の計10基が田園地帯の中に現存する。全部で15基ほどあったと思われる。古墳群の北側には特徴的な山容の象ヶ鼻および小嵐山があり、古墳関連祭祀においてそれを意図した立地であると考えられる。現在は東岳川が古墳群を貫いて流れているため、その西側と東側をわけて扱うこともある。 中心を成す長目塚古墳は全長111.5mの大型前方後円墳で、熊本県内では大野窟古墳(八代郡氷川町、123メートル)に次ぐ規模。九州地方においてはかなり大型である。 阿蘇一帯を治めた阿蘇君(阿蘇氏)あるいはそれにつながる一族の墓と考えられる。 現存しないが、乳母塚、休塚、薬師の藪古墳といった名称のついた4~5基が明治まで残っていた。 これだけ多くの古墳が田園地帯において削平を免れて現存するのは貴重であり、現地にあった、削ると発熱して病になる、などの言い伝えが大きな役割を果たした。 熊本県指定史跡 1959年(昭和34年)12月指定 長目塚古墳の出土品は阿蘇市指定有形文化財(2007年3月指定) 現在、阿蘇の文化的景観の構成要素として世界遺産登録を目指す動きがある。

基本情報

所在地熊本県阿蘇市一の宮町中通
築造時期時期不詳
墳丘形状不詳
墳長-
後円部-
前方部-
出土品-
-

みんなの口コミ

0

口コミはまだありません。