概要

標高約20m、矢形川右岸の丘陵上に立地。墳丘は複数回にわたり削平され、現存直径15~20m・高さ約5mの円墳状となっている。前方後円墳だった可能性もあるとみられる。埋葬施設は南西方向に入口をもつ横穴式石室で、玄室部長さ2.94m・幅2.47m・高さ3.08m、羨道部長さ1.08m・幅0.56m、玄室部は凝灰岩の切石を用いてドーム状に構築され、壁に沿って石障が設けられている。屍床や石棚も設けられていたとみられるが、詳細は不明。石室内は赤色顔料が全面に塗布されており、石障内壁や羨門、羨道側壁には線刻と彩色による装飾がある。直弧文や同心円文、梯子文、柱状文、鍵手文などが赤・青・白・緑の4種の顔料を用いて塗り分けられている。出土遺物は鉄剣など。5世紀末頃の築造。国指定史跡、1921(大正10)年指定。 2016(平成28)年4月、熊本地方で発生した大地震により墳丘や石室石材の亀裂や崩落等、大きな被害を受けた。現在も復旧に向けた調査や工事が行われている。

基本情報

所在地熊本県上益城郡嘉島町大字井寺字富屋敷
築造時期5世紀後半
墳丘形状円墳
墳長-
後円部-
前方部-
出土品【鏡】鏡があった【武器】現在は4刀のみ
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みんなの口コミ

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  • Guest2023/08/20

    熊本地震以来、この地域だけが時間に取り残されたままとなっており、2023年8月時点でも復興は進んでいない。古墳周辺に駐車スペースは存在するが、道路が極めて狭隘であるため無理な車両進入は避けるべきであり、浮島公園から徒歩5分程度の距離にあるため、そちらの駐車場を利用することが得策といえる。

  • Guest2018/05/09

    駐車の際は公民館側を利用すると便利だが、アクセス道路が限定的である。

  • Guest2016/04/17

    熊本地震の揺れで井寺古墳の墳丘が割れてしまった。貴重な文化遺産の損傷も心配だが、それ以上に被災者の安全が重要である。一日も早い復興を願う。