概要
両古墳は、昭和30年代の手賀沼の干拓工事に先立ち早稲田大学が平成6年に県指定に伴い千葉県文化財センターが調査を実施しています。 1号墳は、昭和34年に調査され、墳頂部の粘土槨とされる埋葬施設から、直刀1、ヤリガンナ1、鉄鏃3、鉄斧2、銅鏃1、土師器が発見されています。そして、平成6年の調査により、古墳の形が突出部を持つ全長21.5m、1辺15~16mの方墳であることが明らかになりました。周溝内から出土した土器には、東海系の流れを含むものも見つかっています。 2号墳は、昭和35年に調査され、2基の粘土槨から3個の管玉と鉄鏃が発見されました。そして、平成6年の調査では全長30mの前方後方墳であることが確認されました。 決して大型の古墳ではありませんが、突出部を有する方墳とそれに続く時期の前方後方墳が2基並んでおり、北総地域を代表する出現期(3世紀前半~4世紀後半)の古墳として重要です。(平成16年3月31日 柏市教育員会、千葉県教育委員会) (現地案内板)
