概要
直径49m、高さ7mの円墳。三方原古墳群に属する学園内古墳群の1基で、正式名称は学園内5号墳。俗称の千人塚の名称由来は、武田軍と徳川軍が戦った三方ヶ原の合戦の戦没者を葬った塚とする伝説から。墳丘は2段に築造され、表面に葺石、墳頂には埴輪が確認された。第1主体部は全長5mほどの木棺を直葬したとみられ、特に遺物は出土しなかった。第2主体部も全長4.5mの木棺を直葬したもので、短甲1、鉄剣2、大刀2、鉄鍬75など豊富な副葬品が発見された。更に造出しからは鉄剣2、大刀5、鉄鏃116、鉄鍬3、鉄斧6、鉄鎌2他、石製模造品4が出土した。大量の武器類や農耕器具の副葬、須恵質に焼かれた埴輪などから、築造は古墳時代中期(5世紀中期)と思われる。また千人塚古墳、4号墳、ひょうたん塚古墳、2号墳の順で6世紀前期まで約1世紀にわたって築造されたと思われる。 古墳は学園内に立地しているため、許可なく見学することは禁止。ただし関係者に許可を取れば見学させて貰えるため、しっかりと承諾を頂くこと。見学時間は平日午前8時~午後5時半まで。
