概要
尾根や谷に500基以上が分布する群集墳で、北山・大室谷・霞城・北谷・金井山の5支群から構成される。「積石塚古墳」と「合掌形石室」が集中する古墳群として知られており、北山支群の前方後円墳(18号墳)を除く大多数が直径10〜15mの円墳とみられる。 積石塚古墳とは石のみ、または石と土の混合で墳丘を構築した古墳であり、大室古墳群では全体の約80%にあたる約400基がこの形式と考えられる。合掌形石室は全国的にも類例が少なく50基ほどしか確認されていないが、そのうち26基が当古墳群に集中しており、5世紀後半にさかのぼるものも存在するとみられる。 1997(平成9)年に大室谷支群(166基)が国史跡に指定された。整備・活用に向けた調査が現在も継続されている。
