概要
大門遺跡は東京都遺跡地図の遺跡番号33、遺跡名松月院境内・大門・赤塚下寺家番匠免遺跡のうち大門地区に位置する。国道17号バイパス工事に伴い1988・89年に発掘調査され、現在は道路敷地となっている。古墳時代の三号方形周溝墓は調査区の中央南寄りに位置し、弥生時代の竪穴住居跡を削平した上に構築される。周溝は北側と西側2辺のみ確認でき、他辺は近世の遺構による破壊を受けている。北側の溝は長さ14.4m、最大幅3.8m、溝底幅2.0~3.1mを測る。溝内からは壷3点が破片で出土し、接合完形1点の内側からはベンガラが多量に認められるが、他の遺物からは確認されていない。同調査では弥生時代の周溝墓2基も出土している。(『板橋区史』など)
