概要
標高約28m、入間川右岸の武蔵野台地先端部に立地する上円下方墳。上円部の直径約37m、下方部は1辺約69m、墳丘の高さ約5mを測り、周囲には幅15~20mの周溝がめぐる。埴輪や葺石は確認されていない。埋葬施設は南に開口する複室構造の横穴式石室で、関東ロームを版築工法で叩き締めて築かれた高さ約1.8mの基壇上に構築されている。奥行き約9m、前面にはハの字状に開く長さ約6mの前庭部が付く。盗掘を受け、一部の石材が抜き取られていたが、切石の使用や礫床が確認された。出土遺物は須恵器平瓶、フラスコ形長頸瓶、鉄釘、ガラス小玉など。7世紀後半の築造。墳頂部には山王社の石祠があり、古くから信仰の場として利用されていたとみられる。 市指定史跡、1958(昭和33)年指定。 国指定史跡、2023(令和5)年指定。 ・上円下方墳 http://kofun.info/type/11
