概要
寺川と飛鳥川に挟まれた微高地上(標高約48m)に立地する全長約200mの前方後円墳。後円部径約113m・高さ約17.4m、前方部幅約103m・高さ約11mを測り、3段に築成されている。葺石・円筒埴輪・形象埴輪(家・靫・盾・蓋など)・周濠を備える。1996(平成8)年、前方部墳頂で橿原考古学研究所が未盗掘の粘土槨(全長約8.5m)を発掘した。割竹形木棺を覆う粘土上から大量の鍬形石・車輪石・石釧の石製腕飾類が、木棺内から銅鏡・玉類・石製合子・鉄製品などが出土しており、出土品は1998(平成10)年に国の重要文化財に指定された。後円部墳頂にも埋葬施設があったが、明治時代に盗掘されており、石製腕飾類や石室石材が持ち出されたという。石材は近くの比売久波神社に残されている。4世紀末〜5世紀初頭の築造。国指定史跡、2002(平成14)年指定。 参考資料:現地説明板 ほか
