概要

標高約320m、太平山山頂に築造された古墳時代中期の円墳。墳丘の直径約60m・高さ約10m、2段築成で北側には造出しがつく。斜面には葺石が敷かれ、墳頂や段上、裾部には円筒埴輪や朝顔形埴輪、形象埴輪(盾、靫、甲、蓋、家など)を備える。墳頂下で検出された2基の粘土槨から、人骨のほか銅鏡や玉類、石釧、刀剣、鉄鏃、銅鏃など数多くの副葬品が出土した。造出し部でも粘土槨が発見されたが、出土遺物は無かったようだ。5世紀前半の築造。県指定史跡、1959(昭和34)年指定。出土品も1984(昭和59)年に県の重要文化財・考古資料に指定され、麓の集落にある郷土資料館に収蔵・展示されている。(現地案内板)

基本情報

所在地岡山県久米郡美咲町飯岡、王子
築造時期5世紀中葉
墳丘形状円墳
墳長-
後円部-
前方部-
出土品《中央主体》【鏡】珠文鏡1【玉類】勾玉2・管玉16【武器】鉄剣・鉄刀・刀子・槍・鉄鏃・銅鏃【武具】横矧板革綴短甲(頸甲・肩甲・草摺を含む)【農工具等】鉇・鑿・小形鑿状工具。 《南主体》【鏡】内行花文鏡【装身具】石釧・櫛【玉類】滑石小玉・ガラス小玉・勾玉・管玉・棗玉【武器】鉄剣・鉄刀・刀子・鉄鏃【その他】針状鉄器22以上・環状鉄器1
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みんなの口コミ

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  • Guest2015/07/09

    世代から世代へ受け継がれるべき遺産を守ろうとする姿勢は、次の時代を担う子どもたちの精神形成にも深く根ざしている。こうした実践を通じて、単なる物質的な価値ではなく、過去との対話を大切にする人間らしさが養われるのだ。

  • Guest2015/07/07

    釜の上古墳へ足を運んだついでに立ち寄ったら、手入れが行き届いた芝生に目を奪われ、思わずカメラに収めてしまった。

  • Guest2014/06/20

    子どもの頃に見た発掘映像が脳裏をよぎったので、実際に訪れてみた。県道からは少し距離があるものの、車で古墳直下まで行けるよう整備されていて助かった。頂上付近の古墳には出土物の位置や品目が表示してあり、太古への想像が止まらない。眺望は雑木に遮られているが、樹木がなければ眼下に広がる風景が完全に把握できる素晴らしい立地だと気付いた。帰路、入口脇に別の古墳への案内を見つけ向かったものの、道中の標識が消えており、結局断念した。