概要

木津川東岸の段丘上に所在する全長約175mの前方後円墳。後円部径約110m・高さ約20m、前方部幅約76m・高さ約10mを測り、後円部4段・前方部2段築成とみられ、葺石を備えるが埴輪は確認されていない。明治時代の鉄道敷設工事で墳丘が分断され、1953(昭和28)年の拡幅工事で後円部に竪穴式石室が発見された。三角縁神獣鏡・画文帯神獣鏡を含む30面以上の銅鏡・武器武具・農工具・漁具など多数の副葬品が出土しており、国の重要文化財に指定されている。3世紀後半の築造。国指定史跡、2000(平成12)年指定。 参考資料:現地説明板 ほか

基本情報

所在地京都府木津川市山城町椿井三階・大平
築造時期前期
墳丘形状前方後円
墳長175m
後円部径径110m 高20m
前方部幅76m 長80m 高10m
出土品【鏡】内行花文鏡2、画文帯環状乳神獣鏡1、方格規矩四神鏡1、三角縁神獣鏡類32以上【武器】鉄剣十数・鉄刀7以上(素環頭大刀1)・鉄槍7以上・鉄鏃200以上・銅鏃19【武具】小札革綴冑1【農工具等】鎌・斧・刀子・削刀子・鉇・錐、鑿、鉄製弧形尖頭器3・釣針・扠【その他】花弁形装飾付鉄製品(冠?)・堅矧板状鉄製品
割竹形木棺

みんなの口コミ

1
  • Guest2023/05/26

    棚倉駅から1時間に1本のコミュニティバス(一律200円)で椿井大塚山古墳バス停まで乗車し、帰りも同バス停から1時間後に木津まで乗る行程。前方部角に案内板があり、散策ルートが示されている。前方部跡には低い石垣が積まれており、その形状がよく残っている。墳丘への登り口は南側後円部先端からで、北側は転落防止のため進入禁止。現存するのは後円部の半分ほどで、線路越しに前方部の痕跡をたどるとかつての大型前方後円墳の姿がわかる。