概要
浦部古墳は全長約28m、高さ約2mの前方後円墳である。大六天神社がくびれ部の後円部付近に鎮座している。

浦部古墳は全長約28m、高さ約2mの前方後円墳である。大六天神社がくびれ部の後円部付近に鎮座している。
| 所在地 | 千葉県印西市浦部 |
|---|---|
| 築造時期 | 時期不詳 |
| 墳丘形状 | 前方後円(小形) |
| 墳長 | - |
| 後円部 | - |
| 前方部 | - |
| 出土品 | - |
| 棺 | - |
永治簡易郵便局を曲がって進むと道幅が狭まり、すぐに「大六天」の標柱が目に入る。水色に示された駐車場は最近整備されたばかりで、木立のマウンドを囲む形で公園が広がっている。10台分の駐車スペースと車いす用1台、自転車置き場も完備されているがトイレはない。ウッドチップが敷かれた園内には丸太の椅子が点在し、桜の苗も植えられている。北側は崖のように急落ちし、その先の眺めは格別だ。眼下の干拓地を越えた地平線に筑波山が二つのコブを寄せ合わせた姿で浮かぶ。帆立貝式前方後円墳と思われるマウンドの鳥居をくぐると、シイの古木が両脇に立ち塞ぎ、その奥に第六天が鎮座している。社は括れ部の後円丘寄りに位置し、頂上にはシイとは別種の見事な大木が幾本も根付いている。スマホで地形図を確認すると、古墳と筑波山(女体山)の経度がぴたり140度6分で一致する。真北の筑波山に向いた主軸設計か、方位を意識した築造か。古代この地は香取海という広大な内海で、手賀沼はその枝湾。浦部という地名が引っかかる。被葬者は航海民だったのではないか。方位は操舟の生命線である。彼らは天空の唯一の不動点を認識してい