概要

能満寺古墳は、墳丘長73.5mの前方後円墳で、太平洋に注ぐ一宮川の支流、埴生川と長楽寺川の合流地点に臨む丘陵上に位置する。 昭和22年に明治大学考古学研究室によって発掘調査が行われ、後円部から埋葬施設の木炭槨(木炭で木棺を被覆する遺構)が検出され、遺物は鉄刀、鉄剣、銅鏡、銅鏃、鉄製工具、ガラス玉、土師器高杯等が出土している。 築造された時期は墳丘の形、埋葬施設や出土遺物の特徴から、古墳時代前期(4世紀頃)と考えられる。近接する油殿1号墳とともに、房総半島の太平洋岸では数少ない大型の前方後円墳である。 令和3年3月 千葉県教育委員会 長南町教育委員会 (現地、説明板より) ※築造年代は古墳時代中期(5世紀)との説明資料も有り。

基本情報

所在地千葉県長生郡長南町芝原3848-1
築造時期前期
墳丘形状前方後円
墳長73.5m
後円部径径47.5m 高6.5m
前方部幅26.5m 長29m 高4m
出土品【鏡】獣形鏡(重圏文鏡・珠文鏡の可能性あり)・鏡片(同一個体か)【玉類】丸玉2・小玉8【武器】21柳葉8【農工具等】鎌(当初鉄剣片として報告)鉇1・(鉄斧1)・楔形鉄器(扁平)1・鑿・刀子【土器】高杯(木炭槨上部より破砕された状況で出土)【その他】朱
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みんなの口コミ

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  • Guest2024/02/12

    水田が広がる平坦地から台地へ向かう坂道の入口に説明板が設置されており、そのまま進むと「慈願山能満寺」の石柱と古墳への案内が目に入る。右手には充分な広さの駐車場があり、学校の団体見学にも対応できる設計で、トイレも完備されている。案内に従い杉の林を抜けると、左手に堂々とした墳丘が姿を現す。この一帯は「関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)/千葉県コース13『先住民のあるいたみち』」として整備されており、茂原市の油殿古墳群から上総一ノ宮方面へと続く広域の自然歩道の一部であり、後円部付近には大きな東屋が建てられている。