概要
美咲町行信集落の民家庭先に位置する、名称を有さない古墳である。封土は流出し、石材が露出している。南方に開口する横穴式石室を有し、石室の長さは4.2m、幅は1.5mとされる。

美咲町行信集落の民家庭先に位置する、名称を有さない古墳である。封土は流出し、石材が露出している。南方に開口する横穴式石室を有し、石室の長さは4.2m、幅は1.5mとされる。
| 所在地 | 岡山県久米郡美咲町行信 |
|---|---|
| 築造時期 | 時期不詳 |
| 墳丘形状 | 不詳 |
| 墳長 | - |
| 後円部 | - |
| 前方部 | - |
| 出土品 | - |
| 棺 | - |
何度も通ってた道脇に古墳があるなんて。親戚の行き来で気づかなかった。地元民家を訪ねると、おばあさんは掃除できてないと前置きしながらも快く見学を許してくれた。 遺跡地図では無名扱いだから、地元での呼び方を聞いてみた。「ヒノカマ」らしい。南方の火の釜古墳と混同されてる可能性は残るが、見学を続ける。 封土は随分削られてしまっている。だが天井石が露出し、直径15m程度、高さ2m弱の盛り上がりは存在感がある。南向きの横穴式石室は予想通りの規模で、内部の高さは1.3m。奥壁は鏡石で、さらに下層が埋没している状態だ。 帰り際、おばあさんが柵原町史を持ち出してくれた。合併前の町の刊行物で、配布対象は限定的だったはずだ。この家が所有者指定で受け取ったからではないだろうか。古墳の記載があるようだが、時間切れで確認できず返却。 先代から聞いた話として、石室内に焼いた棺があったという。