概要
京塚古墳群は、平成14年度に成島古墳群の北方山麓及び平坦地で発見された古墳群である。成島古墳群から1.5km離れた地点に位置する。古墳群は全長41.1mの前方後円墳1基と円墳8基で構成され、山麓に6基、平坦地に3基が現存する。 1号墳:標高272mの地点に構築される。直径9m、中央部幅2m、深さ約60cmのくぼみを有する円墳である。雑木林に覆われており、識別が困難な状況にある。 2号墳:3号墳と隣接して構築される。墳丘はほぼ平坦で直径約14m。京塚である可能性がある。 3号墳:2号墳の北側に位置する。直径約8m、墳丘の高さ約1mの円墳である。 4号墳:全長41.1mの前方後円墳で、前方部幅15m、後円径21.7m、後円部高さ3.5mを測る。くびれ部分に周溝が認められ、成島古墳群1号墳の形態と類似する。 5号墳:6号墳に隣接する小規模な円墳である。 6号墳:近傍に住宅が存在する。京塚古墳群の円墳のうち最大規模で、直径15m、墳丘の高さ3.5mを測る。 7号墳:国道287号の旧道と新道に囲まれた畑地(私有地)に位置し、「お経塚」と呼称される。直径9mの円墳である。先祖の言い伝えにより立ち入り禁止とされてきた。 8号墳:平坦地に位置する3基の古墳の中央に構築される。直径6mの円墳と推定され、墳丘の高さ約1mである。京塚である可能性がある。 9号墳:平坦地の北端部に位置する。直径6m前後の円墳で、経塚である可能性もある。 参考資料:『遺跡詳細分布調査報告書第16集 別冊 成島古墳群1号墳』米沢市教育委員会、2003年 山形県遺跡番号:202-678
