概要
現存する墳丘は直径約45m・高さ約6.5mの円墳であるが、周囲に盾形の濠がめぐらされており、前方後円墳である可能性がある。葺石・埴輪は確認されていない。埋葬施設は南東に入口をもつ横穴式石室で、玄室部長さ5.5m以上・幅3m・高さ3.6m、羨道部長さ約7.5mを測り、壁や天井には巨石が用いられ、床面には玄室から羨道にかけて排水溝が設けられている。構造が奈良県明日香村の石舞台古墳に類似することから乙訓の石舞台とも称される。7世紀前半の築造である。8世紀末には、長岡京造営に伴う石材確保のため、巨石及び室内に置かれていた家形石棺の一部が持ち去られた。 国指定史跡(乙訓古墳群)。2016年指定。 復元整備されて古墳公園として利用されている。
