概要
1基の前方後円墳(全長約28m)と7基の円墳(径10m程)から構成される古墳群で、古墳の形態などから5~7世紀頃の築造のとみられる。

1基の前方後円墳(全長約28m)と7基の円墳(径10m程)から構成される古墳群で、古墳の形態などから5~7世紀頃の築造のとみられる。
| 所在地 | 宮城県亘理郡山元町高瀬字合戦原 |
|---|---|
| 築造時期 | 時期不詳 |
| 墳丘形状 | 前方後円 |
| 墳長 | 23m |
| 後円部 | 径径14m 高1.5m |
| 前方部 | 幅9m 長11m 高1.5m |
| 出土品 | - |
| 棺 | - |
宮城県亘理郡山元町の山元町歴史民俗資料館は、合戦原遺跡の線刻壁画の本物を保存・展示する施設で、浅生原字日向13-5に所在している。連絡先は0223-37-0040。営業は毎日9時から16時30分まで(入館は16時)で、月曜日と年始年末は閉館。拝観料は一般200円、高校生等100円、小中学生50円だが、20名以上の団体は各々150円、70円、30円へ割引される。常磐自動車道山本ICから約5分、またはJR常磐線山下駅から徒歩15~20分でアクセス可能。館のマスコットキャラ・せんこくんは2018年11月生まれで、グッズやLINEスタンプが販売されている。詳細は公式ウェブサイトを参照。
復興事業で発掘された合戦原遺跡38号横穴墓の線刻壁画は、飛鳥~奈良時代(約1400年前)のもので、鳥や人、家などの図柄が刻まれている。県内初、東北でも稀有な発見であり、高い学術的価値を持つ。山元町歴史民俗資料館に移設・保存され、規模は小さいながらも見応えのある展示である。撮影可(フラッシュ除く)で、ゆるキャラ「せんこくん」グッズも販売されている。訪問時は来館者が少なく、落ち着いた環境で古墳時代の芸術表現を間近に観察できた。近隣の農水産物直売所と併せた立ち寄りに適した場所である。
車で6号線を走っていても直進はできず、南西の住宅地脇に迂回して初めて入口と説明板が見つかる。園内の4基の円墳は整備されて並んでいるが、前方後円墳を含むその他の円墳群は背後の林に埋もれている。小規模な前方後円墳も、くびれ部分をたどればかつての姿が蘇る。この日は支援学校の利用者と思われる児童と引率者が数組、構内を巡っていた。寒さは感じたものの、晴れ渡った平日午後は散策にもってこいの条件だった。