概要
かつて「才園の四つ塚」と呼ばれた4基の古墳があったと言われているが、現在残るのは1号・2号の2基のみ。このうち2号墳が「才園古墳」と呼ばれている。 昭和13年2月の公会堂建設工事の際に2号墳の石室を掘り当て、そこから刀剣、玉、馬具類、鏡など数多くの遺物が出土した。 現在、2号墳は、南西を主軸に築いた小規模な横穴式石室で、石室が完全に露出している。石材は阿蘇溶結凝灰岩の自然石と切石が併用されており、周壁は各一枚の巨石を立て巡らし、羨門部は2枚の切石で両袖石を構成し、外側より扉石で塞げるようになっている。 築造されたのは6世紀後半。「りゅう金獣帯鏡」など古墳からの出土品は、「肥後国球磨郡免田才園古墳出土品」として国の重要文化財に指定されており、熊本博物館で展示されている。また、古墳は県史跡に指定されている。
