概要
山麓傾斜面(標高約25m)に立地する全長約45mの前方後円墳。後円部径約32m・前方部幅約25mを測り、2段築成で埴輪・周溝を備える。埋葬施設は後円部西側に開口する両袖型横穴式石室で全長13.8m、玄室部長さ約6.6m・幅約2.5m。玄室内には貝殻石灰岩製の家形石棺があり、成人男性と女性の人骨とともに金環・ガラス小玉が、石室内から銅鏡・耳環・鉄刀・鉄鏃・馬具・土師器・須恵器などが出土した。6世紀後半の築造。県指定史跡、1986(昭和61)年指定。 参考資料:現地説明板 ほか

山麓傾斜面(標高約25m)に立地する全長約45mの前方後円墳。後円部径約32m・前方部幅約25mを測り、2段築成で埴輪・周溝を備える。埋葬施設は後円部西側に開口する両袖型横穴式石室で全長13.8m、玄室部長さ約6.6m・幅約2.5m。玄室内には貝殻石灰岩製の家形石棺があり、成人男性と女性の人骨とともに金環・ガラス小玉が、石室内から銅鏡・耳環・鉄刀・鉄鏃・馬具・土師器・須恵器などが出土した。6世紀後半の築造。県指定史跡、1986(昭和61)年指定。 参考資料:現地説明板 ほか
| 所在地 | 岡山県総社市上林 |
|---|---|
| 築造時期 | 後期 |
| 墳丘形状 | 前方後円 |
| 墳長 | 45m |
| 後円部 | 径径32m 高5.2m |
| 前方部 | 幅25m 高1.2m |
| 出土品 | 【鏡】②獣形鏡【装身具】①耳環1対②耳環1対【玉類】①ガラス小玉110【武器】①鉄鏃 ②鉄刀5(うち金銅製の鐔と装具あるもの1)②鉄鏃130【農工具等】①刀子【馬具】①雲珠か・飾金具約30②轡・鞖・雲珠・辻金具・飾金具・その他金具【土器】①壺②壺・高杯・甕・小型?①小片②杯・器台・有蓋高杯・高杯・はそう・台付長頸壺・壺・短頸壺・提瓶など(TK209)【その他】②鉄釘若干 |
| 棺 | 刳抜式石形石棺(縄掛突起は長片に各2、短片に1) |
民家の裏手の山中にある。駐車場がないため、備中国分寺前か風土記の丘の県営駐車場から歩くのがよい。石室内部は天井がすりガラス状になっておりほんのり明るい。
木の柵が壊れており中を覗くことができた。石室は大きく、家形石棺が置かれていた。
総社市埋蔵文化財学習の館に展示されている出土品の写真を一部投稿した。
作山古墳のすぐ北東にある。玄室には入れないが柵越しに石棺を見学できる。天井に小さな明かり取りがあるが、それでも暗く、うす暗い中に浮かぶ石棺が神秘的だ。