概要
奈良県奈良市と京都府木津川市の県境、標高約112mの丘陵緩斜面に所在する上円下方墳。版築(異なる種類の土を交互に突き固める工法)によって構築され、1段目方丘部が1辺13.8m・高さ1.36m、2段目円丘部が直径9.2m・高さ1.55mを測る。葺石と敷石が全面を覆い、周囲には排水溝が設けられている。埋葬施設は南側に開口する凝灰岩切石製の横口式石槨で、内法長さ約2.6m・幅約1m・高さ約1.1m、天井は屋根型に削り出されている。出土遺物は銀装大刀金具・金銀製玉・琥珀玉・金箔片・漆片・須恵器など。7世紀末〜8世紀初頭の築造。国指定史跡、1996(平成8)年指定。復元整備され公園内に保存されている。 京都府側ではかつて風灰(カザハヒ)古墳と呼ばれていた。 参考資料:現地説明板 ほか
