概要
碓氷川左岸の河岸段丘縁辺部に立地する前方後円墳。全長約80m。後円部径約50m・高さ約8m、前方部幅約60m・高さ約7m、2段築成で葺石・埴輪を備える。周囲には2重の堀がめぐらされている。埋葬施設は後円部南側に入口をもつ両袖型の横穴式石室で全長11.54m、玄室部長さ4.07m・最大幅2.32m・高さ2.2m、羨道部長さ7.47m・最大幅0.95mを測り、玄室の壁面には赤色顔料がほぼ全面に塗られている。羨道の床面は玄室へ向かって2段に低くなっていく。出土した副葬品は石製模造品や玉類、耳環、直刀、鉄鏃、小札、馬具、土師器、須恵器など。6世紀初頭の築造。関東最古級の横穴式石室をもつ前方後円墳として、安中市は保存に向けた用地取得や古墳公園として整備する計画を進めている。 『上毛古墳綜覧』掲載名:原市町13号古墳 2012(平成24)年、市史跡に指定。出土遺物も同年に市の重要文化財に指定された。 2013(平成25)年10月、古墳公園工事に向けた安全祈願祭が行われ、本格整備工事が始まった。 2015(平成27)年7月、保存整備が完了。3D映像で古墳の全景や石室、出土遺物などを見ることができるガイダンス棟とともに古墳公園として公開が開始された。 2018(平成30)年、国史跡に指定。 ※運営訪問(2024年10月14日)
