概要
全長約90mの前方後円墳である。後円部径44m・高さ7m、前方部幅61m・高さ8m、2段築成で葺石を備える。埴輪および周溝を備えるとみられる。後円部と前方部に構造の異なる石室が南に開口する。 前方部の石室は、大型の川原石を乱石積みにして構築された横穴式石室で、全長約8.7m、玄室部長さ約4.2m・幅約2.1m・高さ約2.1mを測る。江戸時代に開口し、頭椎大刀や装身具、須恵器などが出土したとのことである。 後円部の石室は、加工した安山岩を用いて構築された横穴式石室で全長約9mを測る。前方部石室より後に築かれたと推定される。副葬品などは見つかっていない。天井石が崩落しており、現在立ち入ることはできない。 築造年代は6世紀後半である。『上毛古墳綜覧』掲載名は総社町11号古墳。 国指定史跡(1927年昭和2年指定)、国指定史跡(総社古墳群、2024年令和6年指定)。 (群馬県教育委員会『群馬県古墳総覧』2017年5月 ほか)
