概要
直径約33m・高さ約10mの円墳。埋葬施設は南西方向に開口する右片袖型の横穴式石室で、全長約15m、玄室部長さ約7.1m・幅約3m・高さ約4m、羨道部幅約1.5mを測る。墳丘・石室規模ともに群中最大規模。出土遺物は土師器や須恵器など。 ・緑山古墳群 http://kofun.info/kofun/2406

直径約33m・高さ約10mの円墳。埋葬施設は南西方向に開口する右片袖型の横穴式石室で、全長約15m、玄室部長さ約7.1m・幅約3m・高さ約4m、羨道部幅約1.5mを測る。墳丘・石室規模ともに群中最大規模。出土遺物は土師器や須恵器など。 ・緑山古墳群 http://kofun.info/kofun/2406
| 所在地 | 岡山県総社市上林 |
|---|---|
| 築造時期 | 時期不詳 |
| 墳丘形状 | 不詳 |
| 墳長 | - |
| 後円部 | - |
| 前方部 | - |
| 出土品 | - |
| 棺 | - |
石室の造りから古い時代の選択肢の多様性が見えてくる。両袖型、片袖型といった造営方法の違いは、単なる施工者の気まぐれではなく、埋葬の儀礼観や地域の伝統、あるいは時代による規範の変化を反映しているのだろう。同じ古墳群内での構造のばらつきは、むしろ当時の社会が多層的だったことを物語っている。
峠の駐車場脇から尾根伝いに進路を取ると、幾つもの墳丘を横目に見やり30メートル足らず歩を進めたところで、山肌の中腹に口を開けた8号墳と対面する。狭隘な入口から身を屈めて潜り込めば、県下最大級の石室規模が迎え入れ、その壮大さに息を呑む。積石工法は先行する他の墳丘と共通の様式ながら、使用される石材は比類なき大きさを誇り、古墳群における異彩を放つ存在である。