概要
金居塚古墳とも称される。最寄りの道路に塩ビパイプ製の案内標識があり、「西方前方後円墳」と表記されている。 規模は全長56m、後円部幅33m、高さ3.7m、前方部幅19m、高さ2.2mである。1985年の発掘調査により、後円部北寄りで箱式石棺が検出された。出土遺物として、中国製画文帯四仏四獣鏡、盤竜鏡、碧玉製勾玉、水晶製切子玉、碧玉製管玉、直刀、剣、鉄鏃、環頭柄頭、鞘金具、挂甲小札、轡、雲珠、杏葉、土師器、須恵器等が知られている。古墳時代前期初頭の築造と考えられる。 立地は台地上である。現状では後円部の半分近くが壊失しており、前方部も削平を受けている。後円部墳頂には長い長方形の窪みが観察され、箱式石棺の主体部跡とも推定されるが、その位置は発掘時の検出位置と一致しない。墳丘には河原石が認められ、葺石である可能性が指摘される。
