概要
標高約495m、扇状地の北端部に立地する県内最大級の前方後円墳。墳長111.5m、後円部径59.5m・高さ9.2m、前方部長さ52m・幅約30m、高さ約4m、葺石・埴輪・周溝を備える。1949(昭和24)年から1950(昭和25)年にかけて河川改修工事に係る発掘調査が行われ、前方部墳頂で竪穴式石室(石棺系石室?)が発見された。石室は長さ1.85m・幅0.85m・高さ0.95m、室内には赤色顔料が塗布され、成人女性とみられる人骨のほか内行花文鏡や玉類、鉄刀、鉄鏃、刀子、鉄斧など数多くの副葬品が出土した。後円部にも埋葬施設が存在すると思われるが、詳細は不明。出土遺物などから古墳の築造時期は5世紀前葉と推定されている。県指定史跡(中通古墳群)、1959(昭和34)年指定。 2007(平成19)年、出土品が市の有形文化財・考古資料に指定。 2019(平成31)年3月、出土品が県の重要文化財・考古資料に指定された。(現地案内板)
