概要
八幡神社とその周辺にある石棺墓および古墳から構成される。石棺墓は久里浜中学校敷地内の武道場建設に先立つ調査により、古墳時代の石棺墓、奈良時代の土坑、中世の建物跡などが発見され、2011(平成23)年10月に発掘された。石棺は泥岩の自然石で組まれたもので、良好な人骨が保存されていた。足先に向けて船の舳先のように細くなっており、船の形を意識して製作された可能性がある。比較的骨太であることから、青年もしくは壮年の男性と推定される。神奈川県で検出された石棺墓においてこのように良好な人骨が出土したのは初例とみられる。胸部から足先までが残存しているが、頭部付近は先行する中学校建設時に破壊されたとのことである。近隣の土坑からは別の1体の人骨が発見された。八幡神社からは現在までに3基の円墳が確認されており、土器片および埴輪片が出土している。
