概要
1978(昭和53)年、1980(昭和55)年に市立神明小学校建設に伴う発掘調査で発見された6世紀中頃に造られた帆立貝形前方後円墳である。墳丘全長28m、後円部径約22m、前方部先端幅約8m。出土品は普通円筒埴輪36・朝顔形円筒埴輪4で、形象埴輪は残欠・破片が多いが、男子弾琴椅座全身像は約80%が遺存していた。弾琴埴輪は全国で約30例確認されているが、全体の形状が判明しているのは10個体にも満たないことから、全体の形状が把握される蓼原古墳出土例は極めて貴重である。更に、蓼原古墳出土埴輪は各種の形象埴輪・円筒埴輪が確認されており、古墳に樹立された器種組成の把握や地域史研究の上でも貴重である。 横須賀市教育委員会から抜粋・改
