概要
三ノ宮の通称、尾根山に所在する。付近は標高約150m、東に傾斜する尾根上である。6基程の円墳からなる古墳群であったが、昭和36〜37年にそのうちの4基が発掘調査された。古墳は西端の最も高い位置にあるのが1号墳、最も東が4号墳である。各古墳の石室はいずれも横穴式石室だが、その形は長方形、正方形、袖を有するものなど様々な形態であった。出土遺物には大刀、鉄鏃などの鉄製武器、耳環、勾玉、切子玉などの装飾品、須恵器、土師器といった土器類がある。それらの遺物にも様々な形があり、これらの古墳が時期を違えて築造されたこと、また、一つの古墳に複数回の埋葬が行われていたことが明らかになった。その時期は6世紀末〜7世紀頃と考えられる。現在はみかん畑の中に石室が残されている。
