概要
三ノ宮と坪ノ内の境、丘陵の尾根上に位置し、昭和35年の農道工事中に発見された。石室は横穴式で自然石積の両袖式。石室から馬具、装飾大刀、銅鋺、銅鏡が出土、周囲の畑からは埴輪の破片が出土している。築造は6世紀後半のとみられる。 出土品は三之宮比々多神社にある郷土博物館に展示。

三ノ宮と坪ノ内の境、丘陵の尾根上に位置し、昭和35年の農道工事中に発見された。石室は横穴式で自然石積の両袖式。石室から馬具、装飾大刀、銅鋺、銅鏡が出土、周囲の畑からは埴輪の破片が出土している。築造は6世紀後半のとみられる。 出土品は三之宮比々多神社にある郷土博物館に展示。
| 所在地 | 神奈川県伊勢原市三ノ宮 |
|---|---|
| 築造時期 | 時期不詳 |
| 墳丘形状 | 不詳 |
| 墳長 | - |
| 後円部 | - |
| 前方部 | - |
| 出土品 | - |
| 棺 | - |
千年以上前の土から掘り出された刀が、今なお金属特有の光彩を保ち続けている様は息をのむほどであり、同じく出土した銅鋺という器物の稀少性を知ると、この地域がいかに歴史的な重みを秘めているかが伝わってくる。比々多神社の境内に佇む素朴な民家建築の郷土博物館で、遺物たちは静寂のうちに時間の証言を続けている。
長福寺から比々多神社へ向かう関東ふれあいの道の農道を西へ進むと、やがて狭い山道に変わり、さらに進むと左手に石碑と崩れた石室が現れる。これが登尾山古墳である。周囲はミカン畑が広がり、犬連れの散歩客も見かけるのどかな雰囲気だが、眼下に広がる眺望の素晴らしさが印象的である。ハイキングコースとしても歩きやすく、この古墳への道のりは地域の風景を感じながら辿るルートとなっている。