概要
全長56.9m、美作地方最古級の前方後円墳。後円部径32.4m、高さ6.35m、後円部3段・前方部2段築成で葺石を備える。埴輪は確認されていない。後円部墳頂で竪穴式石槨2基、箱式石棺2基が見つかり、捩文鏡や鉄剣、鉄鏃、鉄斧、刀子などが出土した。県指定史跡(日上天王山古墳・日上畝山古墳群)、2000(平成12)年指定。

全長56.9m、美作地方最古級の前方後円墳。後円部径32.4m、高さ6.35m、後円部3段・前方部2段築成で葺石を備える。埴輪は確認されていない。後円部墳頂で竪穴式石槨2基、箱式石棺2基が見つかり、捩文鏡や鉄剣、鉄鏃、鉄斧、刀子などが出土した。県指定史跡(日上天王山古墳・日上畝山古墳群)、2000(平成12)年指定。
| 所在地 | 岡山県津山市日上422-3 他 |
|---|---|
| 築造時期 | 前期 |
| 墳丘形状 | 前方後円 |
| 墳長 | 56.9m |
| 後円部 | 径径32.4m 高6.35m |
| 前方部 | 幅24.6m 長25.4m 高3m |
| 出土品 | 【鏡】②捩文鏡1【武器】②1①直刀1①6②2【農工具等】①鉇1以上・刀子1・斧1など②鑿1 |
| 棺 | ①箱形木棺②箱形木棺③箱形石棺④箱形石棺 |
地域の皆さんの継続的な努力によって、この古墳が今の姿で保たれている。年3回の草刈りに始まり、視認性を高めるための樹木整理まで、有志たちが着々と進めている保全活動だ。こうした営みなくしては、文化財としての価値も風化してしまう。もし関心があれば、この取り組みに参加してみないか。先人が残したものを次の世代へと手渡すことは、今を生きる私たちの責務である。
二つの川が出会う丘の上に眠るこの古墳は、美作の歴史を遡る重要な存在である。二十年ほど前、その謎を解き明かすべく大がかりな調査が敢行され、地方最古級の前方後円墳としての姿が明らかになった。隣接する日上畝山古墳群とともに、この地がいかに古い時代から人々に選ばれた場所であったかを物語っている。