概要

標高約33m、筑後川左岸の低台地上に立地。全長約74mの前方後円墳で、周溝を備える。埋葬施設は後円部南西に入口をもつ横穴式石室で玄室部長さ約3.9m・幅約2.8m、奥壁には幅約2.3m・高さ約1.9mの巨石が使用され、上部には石棚が設けられている。側壁は胴張り構造になっており、左側壁には2つの突起があるのだが、何のためのものかは不明。天井石は石室床面に崩落している。室内全体は赤・白・緑のほか、青とみられる顔料によって様々な図文が描かれており、奥壁には6個の巨大な同心円文のほか蕨手文や連続三角文が、側壁や天井石にも同様の文様や盾、矢筒、大刀、船、馬、魚とみられる図文が描かれている。6世紀前半の築造。国指定史跡、1928(昭和3)年指定。 後円部には石室を保存・見学する施設が建てられており、天井から覗き込む形で石室を見学出来る。見学を希望する方は事前に吉井歴史民俗資料館へ申込みをしたうえで、月岡古墳とセットで見学しよう。

基本情報

所在地福岡県うきは市吉井町若宮366-1
築造時期後期
墳丘形状前方後円
墳長74m
後円部径径40m 高3.7m
前方部幅35m 長35m 高3.8m(削平)
出土品-
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みんなの口コミ

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  • Guest2025/10/13

    10月13日の筑後川流域装飾古墳同時公開で日岡古墳を再訪した。奥壁に描かれた同心円紋六連は、何度見ても圧倒的な存在感を放っている。玄室の壁面は驚くほど丁寧に仕上げられており、微塵の隙間もなく全面が彩色装飾で埋め尽くされているが、現地での目視では赤色以外の色彩判別は難しい状況にある。同心円紋、蕨手紋、動物、人物、武具、船といった多様な図像が、わが国の彩色装飾古墳としても最古段階で実現されていた事実に改めて感動した。ポスターを手に入れておいたことが幸いした。