概要
5基の横穴墓。2号墓には千手観音が浮彫りされている。 1~3号墓には横穴入口の縁部分が赤などの顔料で彩られている。 国指定史跡、1921(大正10)年3月3日指定。 2011(平成23)年9月21日追加指定。

5基の横穴墓。2号墓には千手観音が浮彫りされている。 1~3号墓には横穴入口の縁部分が赤などの顔料で彩られている。 国指定史跡、1921(大正10)年3月3日指定。 2011(平成23)年9月21日追加指定。
| 所在地 | 熊本県玉名市石貫字安世寺2387 |
|---|---|
| 築造時期 | 時期不詳 |
| 墳丘形状 | 不詳 |
| 墳長 | - |
| 後円部 | - |
| 前方部 | - |
| 出土品 | - |
| 棺 | - |
風雨にさらされながらも、この赤い顔料の鮮やかさが残っているのは本当に驚異的だ。1号墳の入り口を見れば円紋が無数に施され、脇には線刻で雪の結晶のような図紋が深く刻み込まれている。2号墳に辿り着くと、入り口に映るのは円紋と三角文を配した彩色壁画だけで、確かに華やかだが先ほどの装飾性からは一段階削ぎ落とされた印象を受ける。3号墳に至っては彩色のみという徹底した簡潔さだ。三つの墳を巡ると装飾モチーフが時代とともに移ろう様が如実に見て取れる。古墳が築かれた時代の審美眼が、こうして石に焼き付いたまま残されているのだろう。