概要
下段直径23m・上段直径18m・高さ5mの円墳で、2段築成で周溝を備える。埋葬施設は南に開口する横口式石槨で内法の長さ約2.6m・幅約1m・高さ約1.1m、凝灰岩の切石を用いて構築されている。壁面全面に漆喰が塗られ、四神・星宿図・人物群像など極彩色の壁画が描かれている。漆塗りの木棺が納められていたとみられ、盗掘に遭っていたが、熟年男性とみられる人骨片・海獣葡萄鏡・金銅装棺金具・銀装大刀・玉類などが出土した。7世紀末〜8世紀初頭の築造。 国指定史跡(1972〔昭和47〕年指定)・特別史跡(1973〔昭和48〕年指定)。壁画は国宝、出土品も国の重要文化財(考古資料)に指定。 壁画は発見後に環境変化で劣化が進み、2007(平成19)年に石室を解体・搬出して修理施設に移された。2009(平成21)年10月、墳丘が築造当時の姿に復元された。 高松塚古墳・キトラ古墳(文化庁HP) https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/takamatsu_kitora/index.html 隣接する高松塚壁画館に壁画と石槨の実物大模型が展示されている。
