概要
標高約95m、安倍文殊院境内の丘陵斜面に立地する終末期古墳。墳形・規模は不明だが、円墳もしくは方墳と推定される。埋葬施設は南西に開口する両袖型の横穴式石室で全長13.0m、玄室部長さ4.69m・幅2.29~2.67m・高さ2.6m、羨道部長さ8.31m・幅1.75~2.04m、花崗岩の巨石を用いて構築されており、玄室には自然石、羨道には切石を使用している。7世紀前半の築造か。石室は室町時代には既に開口しており、「閼伽井の窟」と呼ばれていたようだ。羨道の中程から湧き出る水(閼伽水、別名:知恵の水)が由来となっており、現在でも信仰の対象となっている。県指定史跡、1974(昭和49)年指定。(現地案内板)
