概要
丘陵上(標高約120m)に立地する八角形墳とみられる古墳で、対辺の長さ約20m・高さ約4mを測る。埋葬施設は南に開口する横口式石槨で、内法長さ約2.1m・幅約1.1m・高さ約1.3m、凝灰岩の巨石を刳り抜いた構造で中央に間仕切りがあり、床には棺台が2基設けられている。人骨・漆塗りの棺(夾佇棺)の破片・玉類・七宝飾りの棺金具などが出土した。7世紀後半の築造。国指定史跡、1923(大正12)年指定。出土品も1953(昭和28)年に国の重要文化財(考古資料)に指定されている。 2010(平成22)年9月、切石の形状から八角形墳であることが確認されたと発表された。墳丘は1辺約9m・対辺の長さ約22m・高さ約4.5mで3段に築かれており、石敷き外側の砂利を含めると対辺の長さは32m以上。石槨を取り囲む安山岩の巨石16個も確認された。多くの専門家が斉明天皇の陵であることが確定的と指摘している。


