概要
前方後円墳で推定墳長51m、東日本最古級である。後円部径38~40m・高さ約5mを測り、周溝を備える。前方部は昭和30年代に削り取られてしまったが、後円部と比べると短い規模だったようである。墳頂の墓壙や周溝部で出土した鉢や高杯、壺などから3世紀後半の築造と推定されている。国指定史跡(秋葉山古墳群)、2005(平成17)年指定。

前方後円墳で推定墳長51m、東日本最古級である。後円部径38~40m・高さ約5mを測り、周溝を備える。前方部は昭和30年代に削り取られてしまったが、後円部と比べると短い規模だったようである。墳頂の墓壙や周溝部で出土した鉢や高杯、壺などから3世紀後半の築造と推定されている。国指定史跡(秋葉山古墳群)、2005(平成17)年指定。
| 所在地 | 神奈川県海老名市上今泉4丁目 |
|---|---|
| 築造時期 | 前期 |
| 墳丘形状 | 前方後円(帆立貝形) |
| 墳長 | 51m |
| 後円部 | 径径34.5m |
| 前方部 | - |
| 出土品 | - |
| 棺 | - |
秋葉山古墳群との初遭遇は三号墳から始まった。教科書の大仙古墳や箸墓古墳と比べると、予想より控えめなサイズに拍子抜けしたのを覚えている。前方後円墳だと気づくまでに時間がかかり、最初は単なる円墳だと勘違いしていた。墳丘に群生するキノコ、頂上の奇妙な建造物、そして麓から広がる海老名市の景色——それら全てが新鮮だった。
円墳だと勘違いしていたが、前方部が削平された前方後円墳だったのだ。秋葉山古墳群は前方後円墳や前方後方墳、方墳、円墳と多様な形態が揃っており、古墳の縮図といえるほどである。この古墳の後円部は非常に大規模で、3世紀後半という築造時期から考えると東日本有数の古さであり、同時代の千葉県神門5号墳をも上回る規模を有している。