概要

新幹線北側の小独立丘陵の頂上に位置する。前方部をほぼ西に向ける墳長約60mの前方後円墳である。後円部径32m、くびれ部25mに対し前方部は大きく開き幅52mを測り、前方部が後円部より2.5m高く特異な形態を呈する。後円部、前方部ともに3段造りである。 後円部の北側は削平を受け、崖状の地形となっている。前方部墳頂には掘り出し跡と三角点が存在する。

基本情報

所在地岡山県瀬戸内市長船町長船
築造時期後期
墳丘形状前方後円
墳長60m
後円部径径32m 高7.5m
前方部幅52m 長37m 高6m
出土品【農工具等】刀子1
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みんなの口コミ

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  • Guest2016/06/23

    丘陵の北側から尾根沿いの墓地へ向かう山道を進み、藪の急斜面を漕ぎ進む必要がある。北側斜面は藪が茂り傾斜もきつく、アクセスは困難だ。後円部は北側で大きく削平されており、元の1/3が失われて崖となっている。東側麓も土砂採取により高い崖が形成され、転落は命に関わる危険性がある。かつて後円部墳端付近に箱式石棺があったとされるが、現地での捜索は空に終わった。後円部から前方部へ眺望すると、前方部が高く広がって見える光景が広がる。自然地形を巧みに活用した造営だが、一般的には後円部が高いはずなのに、見晴らしの優れた方位を重視したのかもしれない。前方部頂上には過去の掘削痕が存在し、その傍らに三角点が据えられている。前方部も北側が削られているか崩落しているかで、墳丘の輪郭が急峻に切れ落ちている。 --- 藪漕ぎ必須の北側山道から墓地へ。後円部は北で1/3失われ崖化。東麓も土取りで高崖。転落即命だ。かつての箱式石棺は発見できず。後円部から見ると前方部が高く見え、自然地形利用が明白。常道の造営順序を逆にした設計も、見晴らし重視の判断か。前方部頂は掘削跡あり三角点あり。北側も削平